2011年3月11日に起きた東日本大震災をきっかけに、家族の大切さや必要性を改めて感じそれまで仕事に費やしてきた情熱を婚活に傾ける事にしました。
しかし、コンパに参加しても年下の男性が目立ち、単なる飲み会に過ぎず、次に会う事もなく終わるだけ婚活パーティーに参加しても、結婚の意思が有るのか？カードに記入された内容が本当なのか？半信半疑のまま参加しても成果が実らず、飲み代や参加費用だけが空しく消えていくばかりの日々でした。
このままでは、いつまで経っても結婚出来ないと思っていた矢先に、島崎さんと話す機会が有り結婚相談所の存在を知りました。初めは、お見合いとなると敷居が高く、そこまでしてと言う気恥ずかしさも有りましたが大手と比べると良心的な料金設定、自宅のパソコンで相手が見れる手軽さや島崎さんが自分と同年代なのも話し易く後押しになりました。最終的には「始めるなら一日でも若いほうがいい」との言葉に衝撃を受け、慌てて入会を決めました。また、初対面では聞き難い収入や財産、学歴や同居の有無等が事前に確認出来る点が大至急結婚を決めたい私には、手っ取り早く手間も省けて非常に助かりました。
最初は、緊張して何を話したらいいのか、何を聞けばいいのかも分からず、出された紅茶ばかりを見つめていましたがすかさず、島崎さんが会話のきっかけを作ってくれたり、会話が途切れてしまっても違う話題を振ってくれたり。反省する事も度々有りましたが、徐々に会話も弾むようになりました。
また事前に、話す内容や服装等にも快く相談に乗ってくれたのが、不安が解消され臨めたので大変心強かったです。
お見合いの回数を重ねる内に、落ち込んだり挫けそうになったりした時も有りましたが
そこで島崎さんが励ましてくれたり喝を入れてくれたりと、常に支えてくれました。
もう駄目だと、私には結婚は無理だと思う時もありましたが、諦めずに続けられたのは
やはり島崎さんも根気強く応援し続けてくれたからだと思います。
しかし、中々想うような男性には巡り合えず、悲しく一年が経過しました。
入会する際に、自分でも一年間と期限を決めていたので、諦めて女一人で生きていく決意を固め
退会の相談をした頃に、お申込みが有りました。
正直、会ってみようかともおもいましたが、また駄目かもしれないと言う思いも有り
お断りしようかどうしようかと迷いました。
「少しでも気になるのなら、辞める前に最後に会ってみてはどうか」
と島崎さんに促され、それもそうだと思い直し、これで駄目なら退会しようと考えていました。
ですが、もしかしたら、もしかしたら今度こそ、最後こそと言う僅かな期待を胸に会ったのが、今の旦那様です。
今まで会った方とは違うタイプの人だな、と言う印象でした。数撃てば当たるとは、この事かもしれないと思いました。
お見合いをしてからは、正にトントン拍子に話が進み、両親への挨拶・入籍を済ませ
出会ってから丁度一年後に海外挙式、そして新居に引っ越しと慌ただしく過ぎましたが
今では可愛い一人娘にも恵まれ、本当に絵に描いた様な幸せな日々を送っています。
あの時に諦めて辞めてしまっていたら、あの時の島崎さんの一言が無ければ
今の生活は無かったと思うと、驚きと本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
時々、適齢期の友人に、お見合いをしてどうだったかとか、どのようなものかと尋ねられますが
もし結婚したいなら一日でも早く、まず始めてみなければ話は何も始まらない、と説明しています。
確かに、お見合いとなるとかしこまった感じがして堅苦しい様にも思えますが、単なる出会いの場と考えれば
それ程難しくも無いですし、むしろ用意された所に行くだけと見方を変えればとても簡単です。
私も今となっては、思い切って一歩前に踏み出してみて本当に良かったなと思います。
